みなさんはこんな稲があるのを知っていましたか?
クサツパイオニアファームから車で15分くらいの所にある龍谷大学瀬田キャンパスに、今春から農学部が新たに設立されたのですが、稲の在来品種に詳しい教授がおられるということをあるお客さまから聞きました。
「うちの子の幼稚園の田んぼに、その猪谷富雄という先生から種をわけてもらって、いろんな品種を植えたんですよ。黒米とか赤米とか、かまいらずっていう手でぽきぽき折って収穫できるのとか、あと人差し指くらいの背の稲とか。」
人差し指くらいの背の稲とか。
人差し指くらいの、稲!!!!????
聞いた時は、耳を疑うというか、どういう姿か想像できないというか、どういうことになってんのか見当がつきませんでした。
そんなん、どうやって育てるのよ?
存在意義は?
謎すぎる・・・・ということで、連絡を取り、早速研究室にお邪魔しました。
通常、稲は成長過程で水を深くすると水面に合わせるように背丈がぐんと伸びるのですが、この矮性稲は伸びないで水に沈んだままということです。
この稲は突然変異でこうなったということですが、特別なものとされ、神社に奉納されたりしたそうです。
ほんとに人差し指くらい。
バケツ稲で育てたら可愛くていいかもしれませんね。
急にお邪魔したにも関わらず、他にもいろいろと古代米や香り米などについてご説明いただきました。
猪谷教授が収集、調査された資源は800品種に及ぶそうですよ。
皆さんは稲の品種、いくつ言えますか?
コシヒカリ、ミルキークイーン、日本晴、ヒノヒカリ、滋賀旭27号、滋賀羽二重糯、クサツパイオニアファームで販売している品種は以上の6つ。
試しに自分がそらで言えるものを指折り数えて言ってもせいぜい30くらい。
と言ってもすいません、たぶんごまかしてコシヒカリ5回くらい言ったと思います・・・。
800て、途方もないですな。
これからもいろいろと勉強させていただきたいと思います。
猪谷富雄先生の著書はこちら。
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クサツパイオニアファーム http://www.pioneerf.co.jp/
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