2016/02/25

有機農産物を生産したり販売したりができる人

フキノトウがすっかり開いて、目でも春を感じられるようになりました。

今日は有機農産物を生産したり販売したりができる人について。

有機栽培農産物は、「化学合成肥料及び農薬の使用を避ける」ということはよく知られています。

有機栽培農作物は、その生産に、農産物を生産する田んぼや畑、貯蔵や調製の施設、輸送についてだけではなく、それらを管理する人についても決まりがあります。

「生産行程管理者」といいます。
有資格者は
(1)大学で農業生産や農業生産に関する指導、調査もしくは試験研究に1年以上従事した経験を有する者
(2)中学卒業以上で、農業生産に関する指導、調査もしくは試験研究に2年以上従事した経験を有する者
(3)農業生産に関する指導、調査もしくは試験研究に3年以上従事した経験を有する者

とあり、つまり、誰でもなれるのですが、生産などの経験が1~3年以上必要ということになります。

さらに、生産行程管理者の中から「生産行程管理責任者」が必要で、こちらは講習会で有機農産物等の生産行程の管理又は把握に関する課程を修了した者 を1人以上選出しておかなくてはいけません。

また、「この農産物は確かに有機農産物です」という格付けを行う人、つまり、有機JASマークを付けても良いかどうか判断をする責任者のような「格付担当者」は、「生産行程管理者」と同じ有資格者で、講習会で有機農産物等の格付けに関する課程を修了した人がなることができます。

生産者が有機農産物を作って、有機JASマークをつけて(「有機○○」として)販売(流通)する場合は、ほ場などの条件とともに、上記の2つが必要になります。もちろん、認証機関による認定もね。


生産はしないけれど、有機農産物を仕入れて小分けにして「有機○○」として販売(流通)する場合は「小分け業者」としての申請、認定が必要になります。

有機農産物を仕入れて小分けしたけれど、「有機○○」とは表示せずに販売(流通)する場合は「小分け業者」の認定は必要ありません。

なお、これらをひっくるめた「有機JAS法」に違反した場合、農水省のホームページ等で公表(さらしものに)され、さらに程度によっては2年以下の懲役または200万円以下(法人の場合には1億円以下)の罰金という、厳しい罰則が科せられることがあるということもあまり知られていないかもしれませんね。

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クサツパイオニアファーム
http://www.pioneerf.co.jp/
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