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降水量と水稲作


8/25~9/3 水稲早生品種 籾持込み状況について、

今年の早生品種は「増収」と「減収」に分かれ、「いつもと同じくらい」は少ないようです。

乾燥機張込み時の水分値の平均は昨年と同じ25.6%、玄米の量は減収の方は前年より0.5俵/反ほど少ないものも多く見られます。

「増収」、「減収」併せて平均反収は7.2俵(昨年は7.6俵)(データ数約50件)となっています。



降水量とお米の作況指数について

日照時間、降水量はお米の出来具合に大きな影響を与えます。


表はここ数年の合計降水量です(滋賀県大津)

水稲生産時期に線を引いてみました。

7月~8月の雨が少なく、8月にしっかり晴れた場合は収量が見込める傾向にあるようです。



梅雨の始まりからの降水量について、

梅雨時期の降水量は年によって158~650mmと大きく差があります。空梅雨だったり、長雨だったり。

しかし、梅雨の始まりから水稲収穫が全て終わる10月までの合計降水量を見ると、差は小さくなり、だいたい1000mm前後になっています。(冬の降水量が少ないんですね。)

今年は長梅雨で7月末までに650mm降りましたが、8月はほとんど雨は降らず。


例年と同じくらい降ると仮定すると、あと2か月で300mm程度降るのでしょうか。


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