スキップしてメイン コンテンツに移動

条件付き書式

クサツパイオニアファームが管理をしている田畑はたくさんあり、そのほとんどが有機栽培ほ場です。
自社所有のほ場よりは地主さんにお借りしているところが多いです。

長年有機栽培で管理しているところの収穫物は栽培、管理期間中に大事がない限り、有機農産物として出荷されます。

大事とは、大雨で用水路から水が溢れて有機栽培ほ場に水が流入したとか、土砂災害があったとか、隣接ほ場からの農薬の飛散があったとかなどです。

有機栽培農産物はそのJAS有機の基準に従った生産、管理が開始された日から
多年生作物(果樹など)は収穫までに3年以上基準が保たれていなくてはいけません。
多年生作物ではない場合(水稲など)は播種又は定植までに2年以上基準に従った管理が必要です。

JAS有機の基準に従った管理が行われて1年以上の場合は「有機栽培(転換期間中)」となります。

つまり、表示は、

◇「有機」と表示してよし
◇「有機(転換期間中)」と表示してよし
◆有機農産物ではないので「有機」と着く表示はしてはいけない

のいずれかになります。

ほ場によって有機栽培の開始日が変わりますので、今がどの状態なのか逆算するのはけっこう大変です。

Excelの条件付き書式は視覚でどの状態なのか、確認できるので、とても便利です。

多年生の作物の場合は右のように
条件付き書式のルールをセットして、有機栽培開始日を入力すると自動で色分けができます。

「有機」=緑
「有機(転換期間中)」=青
「有機」表示してはいけない=赤
ですね。

画像は閏年も考えて、3年(1095日+1日)、1年(366日)としています。

Excelがありがたいと思う瞬間です。

なお、「有機」と表示するためには登録機関の認定、生産行程管理者講習等が必要です。
□■─────────
ややこしや~。クサツパイオニアファーム
http://www.pioneerf.co.jp/
─────────■□

コメント

このブログの人気の投稿

もち米とできあがりの餅の量

お餅つきをする時、どのくらいの量を作ればよいでしょうか。 ちょこっと調べてみました。 もち米を炊飯器で炊飯しておこわを作る場合は うるち米(コシヒカリとか、普通のご飯)を作る時より水加減を1割減らして作ります。 1合のもち米(150g)なら160ccくらいですね。 炊いている間に蒸気として飛んでしまう水が1割くらい。 お餅をついている時の手水が少々加算されます。 餅つきのもち米はたいてい蒸して作りますが、水の吸収が炊飯と同じくらいなら 1合のお米で300gくらいのお餅がつけることになります。 300gで何個のお餅が作れるのでしょうか? サトウの切り餅は1コが50gくらい。 ってことは小さめの丸餅で6コくらい作れるんですかね。…oO(切り餅って意外と小さいんやなぁ) とはいえ、丸餅は切る人の手加減で大きさが違いますので、4コの時もあるでしょうね。 1合で2食分くらい。(普段のご飯とあまり変わりませんね。) 臼と杵を使って餅をつくときは一度につく量が少なすぎると上手くつけないので、 「一臼=2升(もち米3kg)」が多いです。 餅つき機を使ってつくときは〇〇合~と書かれていますので、少量からでも自家製のお餅を楽しめます。 多めに作っておいて、冷凍保存するのもオススメです。 クサツパイオニアファームのおいしいもち米 はまだまだ販売中です。 12月26日までのご注文は年内に発送できます。お急ぎ下さい。 □■─────────  クサツパイオニアファーム   http://www.pioneerf.co.jp/  ─────────■□

もち米籾の乾燥

クサツパイオニアファームでは「自分(の)とこ(ろ)の田んぼ」で米作りをする農家さんのお米の乾燥作業を請負しています。 農協のように、他所のお米と混ざったりしないので、自家で作ったお米を自家で食べることができます。 山手川のお客様は水がきれいでお米が美味しく、他所のお米と混ざることを嫌う方が多いですね。 また、おいしいお米をいつも食べておられるので、旅行先のご飯があまり美味しくないと感じる方も多いようです。 さて、クサツパイオニアファームのライスセンターではもち米の籾(もみ)すりが行われました。 うるち米ともち米がまざると、お餅をついたときにおはぎになってしまいます。 なので、ラインの清掃をきっちり行い、もち米のみラインを通過させます。 乾燥機も、もち米の籾の持込がある前にきっちり掃除をして、「もち米専用乾燥機」に変身! 乾燥は籾の持込から間をあけないで行いますが、籾すりは他の品種もあるため、上記の理由で仕上がりまで少しお待ちいただいています。 もち米が白くなるのはこのあたりでは「はぜる」と言います。 はぜていなくて、うるち米のように透明な粒もたまにはありますが、 つけばちゃんとお餅になります。 先週、満点青空レストラン(http://www.ntv.co.jp/aozora/)でも取り上げられた「低アミロース米」はうるち米ともち米の間くらい。 「ミルキークイーン」(http://www.pioneerf.co.jp/chumon/miruki.html)などに代表されるお米はうるち米よりも米粒が白濁していて、炊くともちもちなご飯になります。 当社でも人気のお米です。特に玄米食のお客様に大人気です。 あなたのお気に入りのお米をぜひ見つけてくださいね。 ところで、ネットで度々見かけるのですが、(天日干しのお米とくらべて)「乾燥機でお米を乾燥するとコメが死んで芽が出なくなる」っていうのはウソです。穀物乾燥機ではコメは死なない。(どんな乾燥機を使ったんだか…。) 発芽玄米も作れますよ。(^∀^)φ □■───────── おこわも美味♪クサツパイオニアファーム http://www.pioneerf.co.jp/ ─────────■□

日本の単位(容量)

これからの時期、お正月用のお餅を家で作る方がもち米を買って下さいます。 「玄米及び精米品質表示基準」というものがありまして、お米の袋に書かれている四角い枠の中の”内容量”について「グラム又はキログラムの単位で、単位を明記して記載する」という決まりがあります。 ごはんを炊くときは  〇〇合(ごう)、〇〇升(しょう)の単位を使うため、袋に「△△升」の表記がなければ入っている〇〇kgが何升、あるいは何合にあたるのかが判りにくい時があります。 「もち米2升欲しいんやけど…(何kg買ったらいいの?)」とか、 あるいはもち米の袋を見ると「1.4kg」とか、「1.5kg」とか書かれているけど、1升はどちらが正しい? といった場合です。 1合や1升、1俵などは重さを表すのではなく、容量(体積)を表します。 なので、例えば…(1升は1.8リットルです。) 水(酒)が1升 =約1.8kg 米が1升 =約1.5kg 大豆が1升 =約1.3kg(大きさによる) と同じ1升でも重さが変わります。 もち米の場合はお米ですので、1升が約1.5kg、2升で約3kg、 逆算すると 1kgは約6.6合、5kgで33合(3升と3合)、10kgで6升と6.6合となります。 ちなみに度々間違われる、30kg入の紙袋の米は1俵ではなく、半俵(はんだわら)といいます。(1俵=約60kg) 単位を明確にしないと、結構ヤヤコシイ事になります。(経験談) □■─────────  クサツパイオニアファーム  http://www.pioneerf.co.jp/  ─────────■□